実家が空き家になったとき、最初に何をすればいいか迷っていませんか?電気・水道・保険の手続きから建物の状態確認まで、やるべきこと5つをわかりやすく解説。県外在住の方でも安心して進められます。
「親が亡くなって実家が空き家になったけれど、何から手をつければいいかわからない」——相続直後の方から最もよくいただく相談のひとつです。
やるべきことは意外と多く、後回しにしていると思わぬトラブルにつながることもあります。この記事では、実家が空き家になったときに最初にやるべきことを5つに絞って解説します。
実家が空き家になったら、まず電気・ガス・水道の契約を確認します。ただし、すべて解約すればいいわけではありません。
電気
防犯灯・換気扇・除湿機などを使う場合は、契約を残しておく必要があります。使用しない場合は解約または最低限のプランへの変更を検討しましょう。ブレーカーを落とすだけでは契約は続くため、基本料金がかかり続けます。
ガス
空き家の状態では使用しないため、原則として解約します。ただし、冬季に凍結防止ヒーターを使用している地域では残しておく場合もあります。
水道
水道は完全に解約すると通水ができなくなるため、管理上は契約を残しておくことをおすすめします。基本料金はかかりますが、定期的な通水で水道管の錆びや詰まりを防ぐために必要な出費です。
見落としがちですが、非常に重要な手続きです。
一般的な火災保険は「居住用」として契約されています。空き家になった時点で居住用の条件を満たさなくなるため、保険会社に告知する義務があります。告知せずに放置していると、万が一火災や災害が起きたときに保険金が支払われないリスクがあります。
空き家専用の火災保険や、管理状況に応じたプランへの切り替えを、加入中の保険会社に相談しましょう。保険料は居住用より高くなる場合がありますが、無保険状態で放置するよりはるかに安全です。
空き家になったタイミングで、建物と敷地の現状をしっかり確認しておくことが大切です。後から「いつ傷んだのかわからない」という状態を避けるためにも、最初の記録が重要になります。
確認すべき主なポイント
できれば写真を撮って記録しておくと、今後の管理や売却時の参考になります。遠方で自分では確認できないという場合は、専門の管理業者に初回点検を依頼する方法もあります。
空き家宛ての郵便物をそのままにしておくと、固定資産税の通知・行政からの通知・各種請求書などが届いていても気づかない状態になります。
対応の選択肢
特に固定資産税の納付書や、行政からの「特定空家」に関する通知は見逃すと大きな問題になります。郵便物の管理は優先度の高い対応のひとつです。
実家が空き家になった直後は、相続手続きや気持ちの整理で手いっぱいになりがちです。しかしこのタイミングで「誰がどのように管理するか」を決めておかないと、気づいたら誰も何もしていなかった、という状態になりやすいのです。
決めておくべきこと
すぐに売却や活用の方針が決まらなくても構いません。「当面は管理だけ続けて、1年後に改めて話し合う」という形でも、放置するよりはるかに良い状態を保てます。
| # | やること | 優先度 | 期限の目安 |
|---|---|---|---|
| 1 | ライフラインの契約見直し | 高 | 空き家になったらすぐ |
| 2 | 火災保険の切り替え | 高 | 空き家になったらすぐ |
| 3 | 建物・敷地の状態確認 | 高 | 1か月以内 |
| 4 | 郵便物の転送設定 | 中 | 1か月以内 |
| 5 | 管理方針・担当の決定 | 中 | 3か月以内 |
「やることが多すぎて何から手をつければいいかわからない」という方は、まず専門家に相談することをおすすめします。管理・法律・不動産のそれぞれに専門家がいますが、空き家管理業者はこれらをまとめてご案内できる窓口としても機能しています。
当社では、空き家になったばかりの方からのご相談も多くいただいています。「まず何をすればいいか教えてほしい」という段階からでも、丁寧にご対応いたします。オンライン・お電話でのご相談も対応していますので、県外在住の方もお気軽にどうぞ。
実家が空き家になったら、まず次の5つに取り組みましょう。
どれも「後でいいや」と思いがちですが、早めに対応しておくことで、将来のトラブルや費用の増大を防ぐことができます。まずできることから一つずつ、着実に進めていきましょう。
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