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空き家の空き巣

空き家を狙った空き巣は増えてきています。
何より、空き家専門の空き巣という言葉までできたという事はそれだけ増えてきているという事です。
地域によって2年前から2倍以上増えた地域もあるそうです。

田舎だからとか都会だからとかいう問題ではなく、どの地域でも空き家の空き巣被害にあう危険性はあります。

とくに塀や生垣で周囲を囲まれていたり、人目につかないクローズなスペースがあれば誰でも被害を受ける可能性があります。

空き家専門の空き巣の傾向として、現金被害よりも指輪や骨とう品、美術品などの被害が多いことです。

また、空き家の被害の場合、発覚が遅いということもあり、一定の地域の中で空き巣を繰り返し、県などを移動しながらいろんな地域で空き巣を繰り返すということもあると思います。

また、事前にグーグルマップなどで敷地の草の生え方などから空き家を下調べするケースや、門柱に石を置いたり、ドアなどに目印をつけて「空き家」かどうかを調べるケースも報告されています。

空き家という事が分かると、一度家の中に入ってしまうとゆっくり物色する時間があるので空き巣にとっても都合がいいというわけです。

対策として、一般的な空き巣対策例えば
・ソーラー式のセンサーライト
・ガラスに防犯フィルム
・サッシ用の補助錠
は効果ありますし、周囲を音のなる防犯玉砂利に代えるのもシンプルに効果あると思います。
また、塀を完全に目隠しとして遮断せず、透かしを入れたり、高くしすぎないことも気を付けたいところです。

空き家管理の現場では空き家と知らせないことに注意していて、
・郵便受けにテープは貼らない
・郵便物は転送したうえでDMなどはこまめ(月に1度は)に整理する
・落ち葉やごみが玄関先に溜まったままにしない
・庭の草が伸びたままにしない
・雨戸は全部閉めない
・カーテンも全部締め切らない
・玄関周りに蜘蛛の巣が張ったままにしない

また、台風などの後に
・雨樋が外れたり、垂れ下がったままで放置しない
・外壁材や屋根材などが破損したままにしない
といったところは特に気を付けましょう。

 

弊社では一度空き家に不法侵入事件がありました。

皆さん他人事ではありませんよ。