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小田原のシャッター街が「熱気ある街」に変わった理由

神奈川県小田原市で実際に起きている、空き家再生の物語です。
こういうことしたいんだよなあ…って思っている人、多いと思います。
「シャッター街は終わり」って、本当にそうなのか?
「シャッター商店街はもうダメだ…」こんな言葉よく聞きませんか?
シャッター商店街って言葉、地方の衰退の代名詞のようにも言われてます。
確かに、人口減少や商店街の衰退は現実です。
統計なんかを見れば、それは厳しい数字が並んでいます。
でも、「本当にそれで終わりでいいのかな…」って思いませんか?
というのも、今回の小田原市で起きていることなんかを見ると、まったく違う景色が見えてくるからです。
118軒の空き家が、街を変えた
小田原市には、かつて賑わっていた歓楽街の路地裏がありました。
新幹線も停まる観光地のすぐ近くなのに、人の流れを失った静かな通りです。
よくある話ですよね。
でも、ここで10年かけて起きたことは「よくある話」ではありませんでした。
なんと118軒もの空き家が再生され、201組もの移住者を呼び込んだんです。
数字だけ聞くと「へぇ」って感じかもしれません。
でも、これってものすごいことだと思うんです。
今回の小田原の事例が教えてくれるのは、空き家は「負の遺産」ではなく「可能性の塊」だということです。
新しい使い手とつながれば、それは地域の宝になります。実際に、個性ある小さな店が立ち並ぶ風景が生まれているんです。
なぜ小田原で奇跡が起きたのか?
「でも、小田原だから成功したんでしょ?」と思うかもしれません
新幹線が停まる観光地だし、特別な条件があったんじゃないかって
確かに、立地は悪くありません。
でも、それだけで118軒もの空き家が再生されるわけがないんです。
観光地の近くで衰退している商店街も山ほどあります。
ぼくが思うに、ここで起きたのは「丁寧に、時間をかけて、一軒ずつ再生していった」ということです。
10年ですよ、10年。
派手な再開発でも、大資本の投資でもなく、地道な積み重ねです。
たぶん、こういう話を聞くと「うちの地域じゃ無理だ」って思う人もいるかもしれません。
「うちの地域は条件が違う」という葛藤
空き家ビジネスに興味を持っている方と話すと、よくこんな声を聞きます。
「成功事例はわかるけど、うちの地域は観光地でもないし、駅も遠いし…」
わかります。その気持ち、本当によくわかります。
成功事例を見れば見るほど、自分の地域との違いが目について、かえって気持ちが重くなる。そういうことって、ありますよね。
でも住んでいるから見えていない、気づいていないこともたくさんあるとも思うんです。
「熱気ある街」は一日にしてならず
小田原の路地裏は今、「熱気ある街」へと変わりつつあるそうです
この「熱気」って、お金だけでは買えないものですよね。
人が集まって、新しいチャレンジをして、それを見た別の人がまた新しいことを始めて…そういう連鎖が生まれて初めて、街に熱気が宿るんだと思います。
201組の移住者が来たのも、たぶんその「熱気」に惹かれたからじゃないでしょうか。
数字や条件だけで移住を決める人はいません。
「ここで何かが始まっている」という予感、その空気感に人は動かされます。
とはいえ、10年って長いですよね。
「うちの地域でも何かできるかも」と思えること
10年前の小田原の路地裏は、ただのシャッター街でした。
新幹線が停まるとはいえ、人の流れを失った静かな通りです。
「ここに可能性がある」と思える人、どれだけいたでしょうか。
つまり、可能性って最初から見えているものじゃないんです。
誰かが「ここに可能性があるんじゃないか」と信じて、一歩踏み出したときに初めて見えてくるものなんです。
あなたの地域にも、きっと眠っている可能性があります。
それを見つけるのは、あなたかもしれません。
小田原の路地裏がそうであったように。
あなたの地域でも、きっと何かが始められます。
時間はかかるかもしれませんが、その一歩を踏み出すかどうかは、今のあなたが決められることです。

そういう一歩を踏み出す人を応援したいと思っています。